山口謠司

出版物

『語感力事典』(笠間書院)

なぜあの言葉には惹かれて、あの言葉は不快なのか? 日本語の音(おん)のイメージ=語感を日本語本のベストセラー著者が眼からウロコの解説!
本書は、日常的に使っている日本語の音の語感と、語感から発生した語彙(オノマトペ)を五十音順に事典形式で解説します。
各音の〈ひらがな〉と〈カタカナ〉の成り立ちから、「あ=新しい始まりを感じさせる語感」「た=艶やかでふっくらした語感」「ふ=「豊さ」「打ち消し」の語感」「ら=跳ねるような明るい語感」など、各音が持つ語感を具体例を挙げながら解説。
【声に出して言ってみよう】では、語感から発生した語彙を、引用文を用いて紹介します。

実際に語感(語彙)がどのような場面で効果的に使用されているかを、古典作品から文豪作品、ライトノベルまで、幅広いジャンルから引用文を多数掲載して解説しています。著者の軽妙な語り口は、難しく思える「語感」を、楽しく、わかりやすく学ぶことができる内容です。

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