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井堀利宏著『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』

  • 古刊

櫻庭凌也

井堀利宏著『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』
出版社 KADOKAWA
言語 日本語
発売日 2015年4月10日
単行本 240ページ
ISBN 9784046011688

東大生が1番読んでいる本と言われるほど評判が高いものである。実際に読んでみると評判が高いのも頷ける。これの良いところは経済学の要点がコンパクトにまとまっていることであろう。
内容はわかりやすく、レイアウトも良い。経済学そのものの説明から始まり、前半はミクロ経済学を、後半はマクロ経済学を解説する。全25項目である。この本の最初には、経済学は人を幸せにするためにあるという考えや経済学の必要性について述べられている。経済学についての捉え方も変わるだろう。「30秒でわかる!ポイント」というページがある。これは図やグラフや絵で解説するページである。文章だけでなく図などがあるため、印象に残りやすく、内容を整理しやすくなる。
専門性が高い用語はほぼ出てこないが、基礎としては十分な内容である。一般教養の範囲のことは知ることが出来る。初心者でも読みやすい。経済学をざっくりと知りたい人におすすめの1冊である。