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井上浩一著『生き残った帝国ビザンティン』

  • 古刊

大平信行

文庫: 288ページ
出版社: 講談社 (2008/3/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 406159866X
ISBN-13: 978-4061598669
発売日: 2008/3/10

「ソロモンよ、 我は汝に勝てり!」
「帝衣は最高の死装束である」
「シリアよさらば。なんと素晴らしい国を敵に渡すことか」
「サラセン人も青ざめて死ぬ」
「誰か余の首を刎ねるキリスト教徒はいないのか!」

高校世界史では、ほとんど語られない時代がある。
それはイスタンブルがコンスタンティノープルと呼ばれていた時代。東西に分裂した2つのローマ帝国はそれぞれが異なる道を歩み出した。ゲルマン民族の大移動と共に脆くも崩れ去った西側に対して、領土を縮小しつつも、実に1000年に渡り、「ローマ帝国」であり続けた東側。ゲルマン民族に始まり、ササン朝ペルシャ、イスラーム勢力、モンゴル帝国、十字軍の脅威と、移り変わる時代の中で帝国を生かし続けたものとは?ユスティニアヌス大帝、ヘラクレイオス1世、バシレイオス2世、アレクシオス1世、そしてコンスタンティノス11世に至る歴代皇帝の列伝。
日本における東ローマ(ビザンツ)帝国研究の第一人者たる井上浩一氏の語る、知られざる東方キリスト教世界の栄枯盛衰の物語が、ここに。