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『画家のものがたり絵本 ぼくはクロード・モネ』

  • 古刊

平 空

『画家のものがたり絵本 ぼくはクロード・モネ』
 さく・林綾野 え・たんふるたん
 発行 美術出版社
 2014/9/16 発行

久々に
美術系で
いい本に出逢った

美術の本は、
意外にもお堅いものが
多い

そして、
絵の論評やら技巧がどうのと
脳がうるさくなる文言ばかりが
連なっていて
かなわない

読んでいて
絵を眺める様に
心地い本に
出逢った試しがない
(実はどこかにあるのかもしれないが…)

そんな風に感じていた数年後の
今年、平成最後の時に
この子に出逢った

この本

絵本?に出逢って、
モネの絵を眺める様に
心地よく読めて

「そうそうこれこれ」

と感じた。

後世の子どもたちに
是非読んで頂きたい絵本・本。

モネの人生が
分かりやすく
紹介されつつ
絵も優しくっていい
モネを
印象派を
彷彿とさせる絵で
印象派好きとしては
大満足な本である

よく、画家の一生や
紹介がされている本が
やたらめったら売っているのだが
一つは、文献として買い求めたいと
常々思い、手に取ってきたが
納得のいくものには
なかなか出逢えず困っていた

なんというか、
それらの本には、
モネの良さが表現されて
いなかったからだ

ル・コルビュジエ氏が
ここの美術館に
運んできてくれた様だ

建築家の本が
センターに並ぶ中、
モネ爺さんの絵本も横にあり、
なんとも美術館の本棚は、面白い。

なかなか本屋さんでは、
出逢えない本が
並んでいるところが、
たまらなくいい。

本好きとしては、
そこが大好物で、
知の宝庫である。

ル・コルビュジエさん、
ありがとう。