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『月刊美術』2019年3月号

  • 古刊

平 空

『月刊美術2019年3月号』
 編集 実業之日本社
 発行 実業之日本社
 2019/2/20 発行

私の人生が
灰色だった頃、
救ってくれたのは、
美術館の絵だっだ。

大学生時代にも
悩める私を
励ましてくれたのは、
横山大観先生の絵だった。

社会人になり、
生きる目的を失い、
ただただ生きているだけの
灰色の時代にも
光を
心に感情を
呼び覚ましてくれたのは、
歌や音楽、
そして、絵だった。

芸術は、生活の糧には
ならない。
という人もいるが、
私の場合は、違う。
芸術は、心に潤いを与えてくれ、
生活を豊かにしてくれる。
そして、人生を
応援してくれるのである。

日本には、
無料の美術館が少ないが、
海外、特にヨーロッパでは、
公園の様に美術館を利用し、
美術作品を愛でる習慣がある。
人々の憩いの場として、
美術館が存在し、
公園に集う様に
美術館に恋人が
家族が友人同士が集うのである。

それは、
無料開放日があり、
日常の中に
芸術・美術が存在し、
裏しているからである。

街中に
貴重な彫刻が
数百年前から
存在する街では、
そんなこと
当たり前なのかもしれないが
侍の国、日本では、びっくりである笑。

日本では、
お寺に芸術作品が残り、
(襖絵とかとか)
一般庶民も拝めたとするならば、
後世の人々も芸術に触れて生活していた
過去があるかもしれないと思った。

床の間があった時代は、
その様なおうちでは、掛け軸を
かけていただろうし。。。
でも、それは、一般階級の人々ではなく
特別な階級の人々に限りだった。

それでも
日本人の美意識は
すごかったらしい。

なぜかな。。。

自然を崇拝し
自然を愛でる文化が
あったからだろうか。。。

なんて、思いを馳せつつ、
こうした美術雑誌があることを
誇りに思う。

だってだって、
美術館になかなか行けない人でも
手軽に絵を眺めて
芸術鑑賞できるからである。