山口謠司 plus LAUNCH BOOKS RADIO

『日日是好日』

  • 古刊

平 空

『日日是好日』
 著者 森下典子
 発行者 土井尚道
 発行 飛鳥新社 
 2002.01.18 発行

樹木希林さんが
亡くなった

樹木希林さんは
カッコイイ女性だった

むかしの
私が知っている
樹木希林さんは
ワイドショーの情報だけだった

全身ガンと知るまでは
とんがった生きたかを
する人だな。。。
くらいにしか
感じていなかった

全身ガンでも
健常者同様、働き、
しかも、
マネージャーも持たず
一人で働いている
と聞いた時、
すごい人だなと感じた

そこから
興味が湧いた

女性が
今の世の中でも
一人で稼いで生活する
ことは、昔同様に大変なことのように
私は感じていた

どんなに
世の中が
明治維新や
男女平等ナンチャラと
改定されても
男性中心の社会の中で
私たち女性は
働かなければ
ならない

子供を産むこと
家庭を築くことが
当たり前だと
社会人になっても
なお上司や目上の人々から
やんや催促される立場にいる

「女性の幸せは家庭を持つことだぞ」

と会社の上司に言われた
新入社員時代、
こんな時代でも
まだこんなこと言う
おじいちゃまがいらっしゃるものかと
目を丸くしたものだった

それは、
まさに
私の母が
受けた洗礼、
結婚するからといって
寿退社という名において
まだまだ「働きたい」
女性たちを
家庭に追い込んでいた時代
そのものだった

「なんだ、日本社会って
 まだまだ変わってないんだな。。。」

そんなことを
脳裏にかすめた瞬間だった

こう少しでも
長く働いていると
まだまだ日本は
未熟な社会だった

これから
発展途上するか否かは
これからの世代にかかっているのか否か

それすらも
あやうい

そんな時代のうねりを
置いといて
お茶の世界は穏やかだ

利休さんが
切腹しても
守った その世界観を
知りたい人は 一読、どうぞ。