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『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』

  • 古刊

櫻庭凌也

『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』
著者 高山 正之

出版社 新潮社
発売日 2016/3/27
言語 日本語
ISBN-10 4101345953
ISBN-13 978-4101345956

本書は過激で詮索的なコラム集である。歴史、政治、現代のメディアの知られざる真実を述べている。様々な分野の話がある。

例えば、リンカーンは偉人と言えるのかを問題にしている。彼は黒人奴隷を廃止が有名だが、実は人種差別主義者であったらしい。安く雇える中国人の奴隷に重労働をさせたらしい。
このような見逃してしまいそうな問題を取り上げている。

他には、日本人のノーベル賞は白人に横取りされた。NHKや朝日新聞は真実を語るわけではない。大麻取締法の裏にはGHQによる思惑があった。出生、イスラム教との関連からオバマ大統領は黒人とは言えない。などなど一般的には正しいと思っていることに疑いの目を向けている。

内容は過激な所があるが、根拠を挙げて説明されている。この点は評価できる。タイトルにあるリンカーンの話は少ししか出てこないからタイトルに惑わされないように注意。

序章のもくじには「──権威ほど如何わしいものはない──」という言葉が使われている。この本のメインテーマは「権威」だと思われる。

アインシュタインは「何も考えずに権威を敬うことは、真実に対する最大の敵である」と語った。「権威」があるからと情報を安易に信用するのも考えものだ。