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『作家のおしごと』

  • 古刊

平 空

『作家のおしごと』
 五木 寛之著
 発行 東京堂出版
 2019/1/28 発行

私の幼少期の夢は、
お花屋さん。
(言ったことすら覚えておらず)

小学生の頃の夢は、
学校の先生。
(これは、よく覚えている!)

中学校の頃の夢は、
スチュワーデスさん。
(海外に行きまくりたかったから笑)

高校生の頃の夢は、
「ものかき」になっていた。

人生、
このかた、
人から褒められたことが、
文章を書くこと以外、
無かったのである。

進路に困った時、
自分の強みは何か考えて、
他者から褒められたものを
強みとし、強化してみようと
かけてみたのが文学への道だった。

だが、
文章を書くことは好きだったが、
本を読むことは、苦手中の苦手だった。
挿絵があると読めるのだが、
文章だけの本になると
途端に苦手意識が芽生えて、
とても高い壁に囲まれた様な気分に
なった。

高校生時代、
進路に迷った高校二年生の時に
自分で応募した賞には
引っかからず
「ものかき」になる
夢もすて、
物書きの人を応援する立場に憧れて
その道を目指すようになっていた。

自分より
文章がうまい人たちが
山のようにいることを
自覚した上での決断だった。
また、自分に自信がなかったことも
よく覚えている。

大学に文学を学びに行きたかったのは、
文章力を上げるため
大好きな作家さんの勉強をしたかったから。

大学に進むには、
十分すぎるほどの理由だった。

大学生時代の夢は、
「ものかき」さんたちの
お役に立てる仕事に就くことだったが
それすら叶わなかった笑。

ことごとく、
ご縁がないことを痛感し、
私は、夢を憧れと捉えて、
実現するために
あまり行動を起こしていなかった
自分に気がついた。

この本は、
過去の夢を
応援してくれるような
本物の作家さんからの応援歌である。