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『人にはどれだけの物が必要か: ミニマム生活のすすめ』 (新潮文庫)

  • 古刊

櫻庭凌也

『人にはどれだけの物が必要か: ミニマム生活のすすめ』 (新潮文庫)
著書 鈴木 孝夫

出版社 新潮社
発売日 2014/3/28
言語 日本語
梱包サイズ 15 x 10.6 x 1.2 cm
発送重量 118 g
本の長さ 236
ISBN-10 4101256039
ISBN-13 978-4101256030

「自分の考えを持って行動すること」これって案外難しいものじゃないかと最近思っている。自分の軸を持った人の考えに触れたいと思った。そんな中、著者の鈴木孝夫氏は自分の軸を持っている人物だと思ったので、本書を紹介していきたい。

本書では、自然との共生はもちろんのこと、そんな著者の生き方も綴られる。

買うものは最小限に。壊れた物は修復して使い続ける。著者の生活はエコロジストを思わせる。著者は自分を戒めているのか。それは違う。

なんと必要以上を物を欲しないことで、自分がマイナスの感情を抱かなくなるそうだ。この点は非常に印象に残った。

自然に逆らわない、必要以上に欲しがらない、という考えは老子の思想を思わせる。著者を老子の思想の実践者と言えるのは私だけだろうか。

著者の生き方から環境問題を考える1冊。なるほど、「自然に」生きるから「自然を」守れるのだろう。